2012年4月12日木曜日

放射照度評価間隔irradiance rateと放射照度評価密度irradiance ratio

イラディアンスキャッシュでサンプルをとる場合のパラメーター。

 イラディアンスキャッシュとは、間接照明を計算するにあたり、すべてのピクセルで明るさの評価を行うのではなくてサンプルをとって評価する。それも均一にとるのではなく、密度に差をつけて、サンプルをとることによってより効率的にしている。間接照明では、あらゆる方向からの光を計算する必要があるため、計算量が膨大になる。また間接照明の場合、基本的にはぼんやりした光になるため、ある程度距離をあけて、精度の高いサンプルをとり、間はそのサンプルを参考にするという方法で、効率化する。ちなみにすべてのピクセルに対して計算を行う方法をモンテカルロという。

放射照度評価間隔irradiance rateと放射照度評価密度irradiance ratioの意味のメモ書き
双方をかけ合わせた数が、サンプルをとる最大の密度(最も粗い距離)。 放射照度評価間隔irradiance rateが最も密な距離。例えば放射照度評価間隔2.5px  放射照度評価密度 6なら 最小で2.5px 最大で15pxの距離をとる。