2009年4月18日土曜日

modo練習 その6



<デッサンの話>
人にもよりますが、人物の顔を表現するときは、実際より鼻が小さく、目は大きくなる傾向があります。わざとにそうする場合はそれでいいですが、往々にしてリアリティがなくなります。アニメっぽくなります。しかも顔というのは工業製品ではないので実際と違っていても、それはそれでデッサンとして成立しているように思ってしまいます。よくデッサンでは顔は似せなくても良いといいますが、大きな量や形が違っていてはいけないと思います。実際と違う、という事は、総じてリアリティを損なう結果になるからです。不思議なもので、人物は一人一人、形は違うけれど、間違った観察をした結果の勝手につくった形というのはリアルにはなりません。形を突き詰めていけば、結局実際の顔と似てくるものです。顔を意識的に似せる必要はないんですね。
(ただ、今回のテーマはPerfumeののっちですので、全力で似せてつくります。)

0 件のコメント:

コメントを投稿